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借り換え、借入一本化とは?

「借り換え」という言葉は2つの意味で使用されます。一つは短期借入金の期日が来た時に借入金を返済して、また同じ銀行から新たに短期借入をすることです。短期融資の場合は返済原資が売掛金回収金であるため、赤字でも短期融資を受けられることがあります。

それで短期融資を受けて、短期借り入れの借り換えを続けていくことができれば資金繰りが安定します。

ただ、デメリットは金融機関が毎回借り換えに応じてくれるとは限らないという点です。借り換えに応じず、一括返済を求められる場合もあります。

もう一つの「借り換え」は、たとえばA銀行から3本の借り入れをしている場合に、B銀行から融資を受けて、A銀行から借りている複数の借入金を返済することです。複数の借り入れが1本になるので、借り入れ一本化とも呼ばれます。

他行からの勧誘があって一本化する場合は、金利が優遇されるというメリットがあります。そのため、毎月の返済負担を軽減することができます。デメリットは今まで取引していた銀行との関係が悪化するということです。

今後、その銀行からは融資を受けるのは難しくなるので、借入先の選択肢が少なくなるというのがマイナス面です。さらに、一本化したものの、借り換えた先の銀行がこれからも積極的に融資を行ってくれるとは限りません。

また、1つの銀行で借りていた複数の短期借入金を同じ銀行で長期借入にまとめることも借入一本化と呼ばれます。複数の短期借入金を長期借り入れで一本化すれば、貸し渋り対策にもなりますし、一時的に多額の返済をする必要もなくなります。

毎月の返済額も一定になるので返済計画も立てやすくなります。さらに返済管理もシンプルになるので、より経営に集中できるようになるというメリットもあります。

ただ、返済期間が延びるのでそれだけ利息の支払いが膨らむというデメリットがあります。また、短期借入を長期借入に一本化するには、業績が良く相応の担保があることが必要です。業績がそれほど良くない場合は、事業計画書を作成し、資金繰りさえ安定すれば会社が存続できるという点をアピールして金融機関に納得してもらう必要があります。

一本化のためにはこの事業計画書の内容が重要なポイントになります。自社の強みの活用方法、弱い部分をどう補うのか、事業を行う点で有利な点は何かなどが明快に伝わる説得力のある計画書が必要です。どのように書いたらいいのか迷う場合には、税理士と相談の上作成するのが良いでしょう。

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